すぎちゃんNASを買う前って、細かいところで「これどうなん?」って疑問がいっぱい出てくるんよなぁ



HDDは何枚いる?電気代は?停電したら?…気になるよね



ワイが実際に導入前・導入後に疑問だったポイントをまとめて解消していくで!
NASを導入しようと考えたときや、実際に使い始めてから「これってどうなんだろう?」と思ったポイントをQ&A形式でまとめました。気になるところから読んでください。
HDD
HDDは何枚必要?RAIDの選び方
NASは搭載するHDDの枚数によって、選べる保存方式(RAID)が変わります。難しい用語を覚える必要はありません。「何台入れると何ができるか」を表で押さえましょう。
| HDD枚数 | 保存方式 | 使える容量 (4TB基準) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1台 | なし | 4TB(全部) | 安いが故障でデータ消失。保護なし |
| 2台 初心者向け | RAID1 / SHR | 4TB | 1台壊れてもデータが残る。復旧も簡単 |
| 3〜4台 | RAID5 / SHR | 約12TB (4台時) | 容量効率と安全性を両立。家族向け |
| 4台以上 | RAID6 / SHR-2 | 約8TB (4台時) | 2台同時故障にも耐える。業務向け |
| 2台〜 (参考) | RAID0 | 8TB | 全容量・高速だが1台故障で全消失。非推奨 |
よくある勘違いが「4TBを2台入れたら8TB使える」というもの。RAID1やSHRでは2台に同じデータを保存するため、実際に使えるのは4TBです。その代わり片方が壊れてもデータは残ります。
Synologyなら「SHR」を選べばOK
SynologyのNASなら、独自の「SHR」を選んでおけば安心。HDDの本数に応じて最適な構成(2台ならRAID1相当、3〜4台ならRAID5相当)を自動で作ってくれます。容量の違うHDDを組み合わせやすく、後から少しずつ容量を増やせるのも利点。初心者はまずSHRで問題ありません。
RAIDにしていれば絶対安全…ではありません。RAIDは「HDDの故障」には強いですが、「誤って自分で削除」や「ウイルス感染」には無力です。2台が同じ動きをするため、手動で消すと両方から一瞬で消えます。①NASの「ゴミ箱機能」を有効にする、②NASのUSB端子に外付けHDDを繋いで自動バックアップする、の2つで両方のリスクに備えましょう。
HDD選び
NAS用HDDの選び方
NASは24時間稼働や複数人の同時アクセスが前提なので、できればNAS専用HDDを使うのがおすすめです。代表的なものにWD Red Plus、Seagate IronWolf、Toshiba N300、Synology HAT3300などがあります。一般的なデスクトップ向けより耐久性・安定性に優れています。
選ぶときは「CMR方式」を必ず確認!HDDにはCMR(推奨)とSMR(非推奨)があり、SMRは安い反面、RAID再構築時に速度低下やトラブルの原因になることがあります。容量や価格より先に、CMRモデルかどうかを仕様で確認しましょう。
- 使っていない古いHDDを使ってもいい?
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お試しなら可能ですが、使用年数が長い・通電時間が多い・デスクトップ向け・SMR方式のHDDは故障リスクが高めです。大切な写真や業務データを保存するなら、新品のNAS専用HDD(CMR方式)を選ぶ方が安心です。
- メーカーが違うHDDでも使える?
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メーカーや回転数が異なるHDDの混在も可能ですが、運用の安定性や将来の管理を考えると、同じメーカー・同じモデルで揃える方が望ましいです。
機能・備品
知っておきたい便利機能と追加備品
- 動かしたまま修理できる「ホットスワップ」って?
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NASの電源を入れたまま(稼働させたまま)、壊れたHDDを抜いて新しいものに交換できる機能です。システムを止めずにその場で修理できるため、24時間動かし続けたいデータを扱う場合でも安心です。SynologyのNASにも備わっています。
- M.2 SSDキャッシュは必要?
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一般的な写真・動画の保存や数人での書類共有なら、最初はまったく不要です。M.2 SSDは、10人以上で同時アクセスする、動画を複数人で同時再生・編集する、何万枚もの写真を爆速表示したい、といった用途で効果を発揮します。初心者向けモデル(DS223jなど)はそもそもSSDスロットが無いことが多く、必要になってから買い足せば十分です。
- 停電対策のUPS(無停電電源装置)は必要?
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長く安全に使うなら「ほぼ必須」です。UPSは「コンセントが抜けても数十分は電気を送り続ける巨大バッテリー」。データの読み書き中に突然停電すると、最悪HDDがクラッシュしたりNASが故障します。SynologyとUPSをUSBで繋いでおけば、停電時に自動で安全にシャットダウンしてくれます。定番メーカー(CyberPowerやAPC)なら約1万〜1.5万円。大切なデータを守る安心保険です。
費用
電気代とコスト
- 24時間つけっぱなしで電気代はどのくらい?
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DS220jの消費電力はアクセス時 約12.46W、省電力時 約5.06W。24時間つけっぱなしでも電気代は月額約250円(年間約3,000円)と非常に省エネです。月250円で大容量サーバーが自宅に置けると考えるとお得です。
- どのくらいの期間で有料クラウドより得になる?
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購入当時の金額では約2年3カ月以上クラウドを使うならNASの方が有利という計算でした。ただし近年は部品価格の上昇で本体も値上がりしており、後継のDS223j(約4万円)基準だと損益分岐点は約3年6カ月〜4年程度に伸びます。とはいえNASには家族共有・自動バックアップ・容量拡張など、クラウドの最上位プランでも真似できない価値があります。
通信
通信・速度のギモン
- NASの転送速度はどのくらい?
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一般的な家庭用NASは1Gbps LANで、実際の速度は約100〜120MB/秒。目安は写真1GBで約10秒、動画10GBで約1〜2分、100GBのバックアップで約15〜20分程度。写真管理・動画保存・書類共有には十分実用的です。4K動画編集など大量データを頻繁に扱うなら2.5GbE/10GbE環境で高速化できます。2ベイでRAID1/SHRなら、HDDよりLAN速度が先に頭打ちになるので、初心者は速度を気にしすぎなくてOKです。
- 外出先からスマホで見ると通信量を大量に消費する?
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写真の閲覧やPDF・資料の確認程度なら、通常のWEBサイト閲覧と変わらないので心配いりません。ただし4K動画を何本も再生したり、外出先で撮った大量の写真・動画をその場でバックアップすると激しく消費します。対策として、専用アプリで「Wi-Fi接続時のみアップロード」をオンにしておけば安心です。
- 自宅のインターネットが止まったらNASは使えなくなる?
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インターネット回線が止まっても、自宅のルーターとNASが動いていれば家の中からは問題なく使えます。NASは宅内ネットワークで動作するためです。ただし外出先からのアクセスやクラウド同期は使えなくなります。なお、Wi-Fiルーター自体が故障すると家の中からも接続できなくなるので注意です。
設置
置き場所のギモン
NASの中には常に回転するHDDと冷却ファンが入っているため、「ウィーン」「カリカリ…」という静かな駆動音がします。昼間は気になりませんが、静かな夜間は少し耳に触ることも。寝室やテレビの真横は避けるのが無難です。
おすすめの置き場所
- リビングの隅にあるルーター棚の中
- 廊下の収納スペース
- クローゼットの中
「風通しが良く(熱がこもらない)、家族が寝る場所から少し離れた場所」が理想です。ルーターの近くに配線できることもお忘れなく。
NAS導入前後に気になるポイントは、HDDの枚数とRAID(初心者はSHRでOK)、CMR方式のNAS専用HDD、便利機能(ホットスワップ・UPS)、電気代(月約250円)、通信速度、置き場所あたり。難しく考えず、まずは「2台構成でSHR+NAS専用HDD+ゴミ箱機能ON」から始めれば失敗しにくいです。
実際に使ったモデルのレビューや、遭遇したトラブル事例も記事にまとめています。合わせてどうぞ。




NASシリーズ記事
Synology DS220jを中心に、NASの基礎から実際のトラブルまで体験ベースでまとめています。







